首都高速箱崎ジャンクション直下夜景

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https://vr-factory.com/pano_files/hakozaki_junction/index.html

撮影当時はこれでよかった、OKと思えたものでも、時間が経って見直してみるとダメなところに気づいたり、あるいは作り手としての思考の変化があって、やり直したくなることがあります。そのギャップに気付けることが成長の証なのかもしれませんが、いかんせん、もうちょっと早く気付いとけよおい、と思うことが最近多過ぎて・・・。このパノラマも先日やりなおしたものです。苦笑

撮影に使った機材はNikon Z7, AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED。撮影方法はちょっとイレギュラーで、背景を12mmで水平0° 6分割撮影、クルマのヘッドライトやテールランプの光跡は8mmで撮影しています。背景は少しでも高解像度にしたかったので、そして光跡は全周魚眼で捉えないと途切れてしまうため、このスタイルにしました。ズームレンズだとこんな使い方もできますね。幸い、このレンズでは焦点距離が変化してもNo Parallax Pointの移動はありませんでした。

焦点距離が異なる撮影データでも、同じポジションから撮影したデータであればPTGuiはひとつの作業ファイルの中で一緒に扱うことができます。このパノラマはその特性を使ってスティッチしています。

箱崎ジャンクションの真下は、シチュエーションはまさに360°パノラマにドンピシャなのですが、ディティールはあまりフォトジェニックではなく、下手をすれば汚らしく見えてしまう状況でした。撮影データを見ながらあれこれ悩んで、結局背景をモノクロームにして、光跡をカラーで合成することにしました。もう少し車の交通量が多いともっと映えたかもしれません。いつか再挑戦してみたいと思っています。