Meike 6.5mm F2.0でパノラマを撮る

例えばGoogle Street Viewをレンズ交換式のカメラで撮影してみたい!と思う方がまずやることは、「Google Street View 撮影機材」というキーワードでググることだろうと思います。そして、そこにずらっと並ぶURLを片っ端からチェックしていって、その結果、圧倒的大多数の方々がCanon EOS KissシリーズのカメラとSIGMAの円周魚眼レンズ8mmを買ってしまいます。(←この「しまいます」という表現で気持ちをくんで頂ければ幸いです。笑)

インターネットですぐ目に付く情報なんて基本的にはどれもこれもどこかからの受け売りかパクリネタばかりで、実際にその機材を身銭を切って購入し、徹底的な比較検証した上で勧めてる記事なんて日本ではほとんど目にしたことがありません。機材を購入される際は、どうかちゃんと専門家に意見を求めるなり、あるいはお店のスタッフに相談してお買い求め下さい。くれぐれもネットの情報だけで選んだりはされませんように。

で、今日ご紹介する機材は初心者向けであり、かつ、最もコンパクトなパノラマ撮影機材です。旅行にパノラマ機材を持って行きたいけど大袈裟な道具は嫌だなぁという時に打って付けです。但し、決して性能がハイレベルではないのでその点ご留意ください。あくまでお手軽パノラマ機材としてのご紹介です。

Meike 6.5mm F/2.0。Amazonで探せばすぐ見つかります。お値段はびっくりするほど安くて1万5千円ぐらい。ミラーレスカメラのマイクロフォーサーズとAPS-Cのあらゆるカメラマウントで展開されています。解像度はそこそこ。色抜けは良く、コントラストもしっかりしていますが、光源によるフレアーとゴーストがちょっと出やすいレンズです。

Meike 6.5mmはAPS-Cイメージセンサーのカメラではイメージサークルの関係で全周魚眼レンズとなります。で、パノラマ機材のNodal Ninjaからこのレンズ用のリング「Ultimate R1/R20 Lens Ring MEIKE6.5mm用【全マウント共通】F6405」も用意されているので、それを使って360°パノラマの撮影ができます。この場合、120°刻みの水平3枚でも全球包括しますが、今回は90°刻みの4枚撮影のデータをサンプルとしてご覧に入れましょう。

4枚の素材イメージ(すでにHDR化済み)

SIGMA 8mmを使ったGoogle Street Viewの撮影方法と全く同じです。PTGuiでの扱い方も似たような感じになります。そして、得られるEquirectangulerイメージのサイズは横幅で10000ピクセルと少々。Google Street ViewにアップロードできるEquirectangulerイメージの最大値が12000ピクセルであることを思えば、十分実用範囲にあるサイズと言えるでしょう。


ちなみに、このPTGuiのスクリーンショットは、普段の私のワークフローが分からないように小細工をしていますので、念のため。笑

で、最終的なインタラクティブパノラマにするとこんな仕上がりになります。

以上、「1万5千円のレンズでもパノラマで結構遊べるよ!」というお話でした。(ん?)