Meike 6.5mm F2.0でパノラマを撮る

Meike 6.5mm F/2.0, Sony α6300, Nodal Ninja Lens Ring F6405, Ultimate R10

例えば、Googleストリートビューをレンズ交換式のカメラで撮影してみたい!と思っ方がまずやることは、「Googleストリートビュー撮影機材」というキーワードでググることでしょう。そして、そこにずらっと並ぶURLを片っ端からチェックしていき、その結果、圧倒的大多数の方々がCanon EOS KissシリーズのカメラとSIGMAの円周魚眼レンズ8mmを買ってしまいます。

インターネット上ですぐ目に付く情報は、基本的にはどれもこれもどこかからの受け売りかパクリネタばかりで、実際に身銭を切ってその機材を購入し、徹底的な比較検証した上で勧めている様な記事は、ほとんど目にしたことがありません。機材を購入される際は、どうかその道の専門家に意見を求めるなり、あるいはお店のスタッフに相談してお買い求め下さい。くれぐれもネットの情報だけに頼ることになりませんように。

さて、これからご紹介する機材は初心者向けで、かつ最もコンパクトなパノラマ撮影機材です。旅行にパノラマ機材を持って行きたいけれど、大袈裟な道具は嫌だなぁという時にちょうど良い機材。但し、決して性能がハイレベルというわけではないので、その点にはご留意ください。あくまでお手軽パノラマ機材としてご紹介します。

Meike 6.5mm F/2.0。Amazonで探せばすぐ見つかります。お値段はびっくりするほど安くて1万5千円ぐらい。マイクロフォーサーズとAPS-Cミラーレスカメラのほぼ全てのマウントで展開されています。解像度はそこそこ(とはいえ、4Kを謳うほどにはしっかりあります。シャープです。)。色乗り、絵の抜け(クリアさ)は良く、コントラストもしっかりありますが、強い点光源が画面に入り込んだ場合は、フレアーとゴーストが少し現れやすいレンズです。

Meike 6.5mmは、APS-Cイメージセンサーのカメラに装着した場合、レンズのイメージサークルの大きさとの関係で円周魚眼レンズになります。パノラマ機材メーカーのNodal Ninjaからこのレンズ用のリング「Ultimate R1/R20 Lens Ring MEIKE6.5mm用【全マウント共通】F6405」が用意されているので、それを使って撮影します。この場合、120°刻みの水平3枚でも全球包括しますが、今回は90°刻みの4枚撮影のデータをサンプルとしてご覧に入れます。

4枚の素材イメージ(すでにHDR化済み)※PTGui ProにはHDR機能が備わっていますが、これを利用することは絶対にありません。

撮影方法は、SIGMA 8mmを使ったGoogleストリートビューと全く同じです。PTGuiでの扱い方も似たような感じになります。レンズタイプに円周魚眼レンズを指定して、元画像のイメージサークルとPTGuiのクロップサークルを合致させるこ必要必要です。そして、最終的に得られるEquirectangulerイメージのサイズは横幅で10000ピクセルと少々。現在GoogleストリートビューにアップロードできるEquirectangulerイメージの最大値が横幅12000ピクセルであることを踏まえれば、十分実用範囲にある画像解像度と言えるでしょう。


そして、最終的なインタラクティブパノラマにするとこんな仕上がりになります。

Equirectangularイメージの画像サイズの割には、質の良いパノラマ画像が得られていることをおわかりいただけると思います。以上、Meike 6.5mm F/2.0でパノラマを撮る、というお話でした。