JR上越線 土合駅 360°パノラマVRバーチャルツアー

画像をクリックするとポップアップでパノラマが開きます。
別ウィンドウで開きたい場合はこちらのURLからどうぞ。
https://vr-factory.com/pano_files/2025doaista_vt/index.html
「日本一のモグラ駅」の異名を持つJR上越線土合駅のバーチャルツアーを制作してみました。全部で48ノード(ノード=地点とご理解ください)の高解像度360°パノラマで構成しています。撮影だけで延べ2日間、合計9時間以上を費やした大作です。←自画自賛
バーチャルツアーは、いまでは認知度も上がって利用される機会も増えましたが、実は業界内では有効性の低いことが知られたコンテンツです。制作側はツアーと謳うからにはコンテンツ内でいろいろ探検してもらいたいという思いを抱いて、それこそ気の遠くなるような膨大な手数を掛けて作り上げるのですが、いざ公開してみると、ほとんどのユーザーが最初のパノラマから数ステップのクリックだけでツアーから退出してしまいます。アクセスログを確認すると絶望的な気分になります。コンテンツ運営者とクライアント様におかれましては、決してアクセスログを確認されませんことをオススメいたします。
それでも、この土合駅のように、おもしろい=興味深い要素が山盛りなシチュエーションの全体像をデジタルコンテンツとして皆さまに紹介する手法としては、やはりバーチャルツアーが最も適していると思うのです。ぜひ、パノラマ内にある矢印をクリックしまくって、すべてのパノラマをご覧いただきたいと思います。そうすればきっとこの駅の全貌が明確に掴んでいただけるはずです。
パノラマ画面下部の地球アイコンをクリックすると、Googleマップが開きます。そこに示されている各パノラマの場所はほぼ正確な位置です。土合駅は上り線と下り線でプラットホームが分かれており、しかも乖離する距離は最短直線で200m、実際に歩く距離は500m近くになります。こんな駅はちょっと他には無いのではないでしょうか。(鉄道の知見はまったく持ち合わせていないので名言できませんが・・・)
土合駅で最初にパノラマを撮った際に使ったレンズはAI AF Fisheye-Nikkor 16mm f/2.8Dでした。ほとんどのシーンはこのレンズでまったく問題を感じませんでしたが、長い階段のシーンでは、遠方にある階段と手摺部分の描写がレンズの解像力不足で満足できないレベルのものでした。専門技術的な話は端折りますが、これはレンズを変えて再挑戦するしかないと判断し、後日再訪しました。再挑戦で使用したレンズはNIKKOR Z 24-70mm f/4 S。ズームレンズを選んだことには理由があって全体を24mmで撮影して、階段の遠方にある部分を70mmで撮り、それらのデータをPTGuiでスティッチし、レンダリングしています。
全部で48ノードのパノラマはすべてをフル解像度で制作してしまうと最終的にサーバーにアップロードするデータ量がとんでもないことになってしまうので、今回のバーチャルツアーではすべてのノードのEquirectangulerイメージのサイズを横幅12000pxに抑えています。
実は、階段部分での撮影で、24mmで撮らなければならないところを私の凡ミスでズームリングを32mmに設定して撮ってしまったパノラマが、結果的にEquirectangulerイメージの画素数が10億ピクセルを超えて、ギガピクセルパノラマになってしまいました。こちらは、後日改めてご案内させていただきます。
2025年3月初旬撮影。