旧川原湯温泉「聖天様露天風呂」と「聖天神社」360° パノラマVR
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https://vr-factory.com/pano_files/2011shoutensama_rotenburo/index.html
群馬県の旧川原湯温泉。八ッ場ダム建設の為に移転を余儀なくされ、温泉街の半分ぐらいがダム湖に沈み、沈まなかった場所の建物でもダム建設に伴う再整備とともに無くなってしまったものが数多くあります。この聖天様露天風呂と聖天神社は温泉街の小高い山の上にあったので、私が地図で確認する限りではここはダム湖に飲み込まれていないはずなんですが、、、。聖天様露天風呂は公に廃止の発表がありましたが、聖天神社についてはその後の情報はほとんど得られませんでした。もしかすると、この神社はまだ現存しているのかもしれません。
聖天様露天風呂は、このように森の緑に囲まれた露天風呂で、朝日を浴びて湯に浸かることができるのはホントにサイコー!な温泉で、何度も通いました。このパノラマも、朝早い時間に撮影しました。撮影したのは2011年8月です。
聖天様露天風呂から少し歩いた山中にある聖天神社は、「男女合体神」である聖天様をお祀りしている神社なので、夫婦円満などのご利益にあやかれるのでしょう。ここは2011年の3月にも撮影をしたのですが、周りが全て落葉樹だったので、恐ろしく殺風景な絵になってしまい、夏になるのを待って、再挑戦を果たしたのです。「是より何人も立ち入り禁止」の立札の向こうには水源地があったのでしょうか?多分、そうかもしれません。
撮影に使った機材は、Nikon D7000, SIGMA 10mm F2.8 EX DC FISHEYE HSM, パノヘッドは安定の360Precision Adjuste。この当時、まだAPS-Cレンズはパノラマに適したものがほとんどありませんでした。この時使ったSIGMA 10mmは、解像力こそ必要なレベルにあったものの、光源に対するフレアー耐性が低く、光源の周りにうっとうしい白い滲みが強く現れる特性があって、室内撮影ではホントに泣かされました。360°パノラマの撮影に耐え得る、高性能なAPS-Cレンズが登場するのはまだまだ先のことです。