Gigapixel Images

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ギガピクセルイメージのご案内

10億画素を超える解像度の画像をGigapixel Image（超高解像度画像）と呼びます。Webコンテンツでは、信じられないほど大きくズームアップできたり、プリントなら横幅数メートルにも及ぶ高解像度プリントの出力ができます。

一般的な360°パノラマ画像の制作では数枚から数十枚の撮影画像をソフトウェアで繋ぎ合わせますが、ギガピクセルイメージではスティッチする元画像が数百枚（数千枚になる場合も）にも及びます。撮影時のレンズの焦点距離を上げて撮影枚数を増やせば増やすほど、高解像度のデータが得られます。

インターネットコンテンツとしてギガピクセルイメージを公開する場合、巨大な1枚の画像データをサーバーにアップロードするわけではありません。巨大な元画像をあらかじめコンピューター処理でいくつかの段階の解像度ステージに分け、それぞれのステージで画像を細かく刻んでタイル化します。ゲストがギガピクセルイメージをオンラインで鑑賞する際、サーバーはそのタイル画像を鑑賞者の動作（要求）によって瞬時にタイムラグを感じさせず滑らかに供出します。（この技術のためにサーバーになにか特別なアプリケーションをインストールする必要はありません。）

豊田スタジアム２ギガピクセル 360°パノラマVR

2020年に愛知県の豊田スタジアムさまのご依頼で、スタジアムの中央からギガピクセルパノラマを撮影制作しました。この全球包括パノラマの解像度は約2ギガピクセル（20億画素）あります。下のイメージをクリックしていただくと、別ページでパノラマVRが開きます。遠くの観客席から足下の芝生まできちんとフォーカスが合っていることがご確認いただけます。（ギガピクセルイメージでこれほどの遠近差があるシチュエーションの全域にフォーカスを合わせることはとても難易度が高いのです。）また、この豊田スタジアムギガピクセルパノラマのサーバー上のファイルサイズはトータルで約860MBです。